お勉強の道具
HTMLは習得済み?
PHPスクリプトの実行結果はブラウザに出力されることを前提としていますので、PHP の習得にあたってはあらかじめ HTML を習得していることが必要です。HTML がわからない方は、先ず HTML でウェブページをつくることから始めてください。
HTML 以外にも CSS や Javascript などの知識も必要になることでしょう。これらについては当サイトのカバーするところではありませんし、すでに優れたサイトがたくさんありますので以下のサイトなど参考に勉強しください。
情報を得る手段
これだけインターネットが普及した現在、手に入らない情報は無いのではないかと思うほどネットは情報の宝庫です。あふれる情報の中から、必要な情報を効率よく得る、自分なりの手段を持つことが習得の効率をあげるポイントのひとつです。
- 検索エンジン
- はじめて出会った専門用語、エラーメッセージの一部など、わからないことはとりあえず検索エンジンをひきましょう。ズバリでなくても何かヒントになるものが出てくるものです。
- ブラウザの拡張プラグイン
- 代表的な検索エンジンは、ブラウザから直接検索できる拡張プラグインを提供してます。これで検索エンジンを意識することなく必要な情報を探すことに集中できます。
- オンライン辞典
- 情報技術関連の情報は専門用語だらけ。元が英語だけにピンとこなかったりします。「わからん言葉は辞書を引きなさい」とよく母親に言われました。ウェブ上でキーワードを検索可能なのはもちろんですが、ブラウザの拡張プラグインも提供している場合があります。
- 翻訳サービス
- マニュアルなどは元々英語で書かれていることがほとんどです。読めないからってはじめから避けてては身につきません。こんな時は翻訳サービスを利用しましょう。綺麗な日本語ではないけどニュアンスはつかめるでしょう。
- メーリングリストとフォーラム
- 生の意見を聴ける貴重な情報源です。読むだけでも新たな発見があったり間違いに気付いたりと大変役立ちます。
- 技術系のフォーラムは有志で運営されていていることがほとんどで、投稿する時はちょっとした心くばりが必要です。第一に質問する人も応える人も同じ立場であることを認識しておきましょう。
それからローカルルールを良く読んで理解しておきましょう。加えて「技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ」を読んでおくと有意義な意見交換が出来ると思います。
マニュアル
本家本元 PHP.NET が公開(配布)しているPHPマニュアルは、PHPの「取扱い説明書」です。インストールから言語仕様、関数仕様、サンプルコードなどが記載されてます。市販の解説書のようにわかりやすい表現ではありませんが、こうした解説書も全てはココから始まり、理解しやすいよう著者の知恵が付加され書籍にまとめられたものです。
PHP 習得のカギは PHPマニュアルをどのくらい読み込んでいるかにかかっていると言っても過言ではありません。PHP以外のマニュアルもお気に入りに登録して「わからない時は先ずマニュアルを見る」これを習慣にしてしまいましょう。
テキストエディタ
PHPスクリプトはテキストエディタで記述します。Windowsにはメモ帳がついてますがスクリプトの記述に適したエディタとはいえません。スクリプトの記述に向くエディタの必須条件を考えてみました。
- 複数の文字エンコーディングに対応している
- OSや各プログラムによって対応する文字エンコーディングが違います。少なくとも
Shift-JIS、JIS、EUC-JP、UTF-8これら4種類に対応したエディタが必要です。 - 複数の改行コードに対応している
- OS によって改行コードが違います。Windows は "
\r\n"、Linux は "\n"、Mac は "\r" です。サーバと開発環境が違えば、相互変換してあげる必要が出てきます。またスクリプトを配布する場合に、改行コードを指定して保存できると便利です。 - 予約語・コメント・囲み文字などが色分けできる
- 色分けされたコードは飛躍的にが読みやすくなります。特に PHP は HTML や Javascript と混在することが多いので、言語ごとに色分けされるエディタがベターです。
この他に次の機能も備えていると効率良くコードを書くことが出来ます。
- スペースやタブ・改行文字など通常見えない文字の表示
- 対応する括弧へのジャンプや強調表示
- ファイル検索・ファイル比較
- タグジャンプ - 特定のキーワードを含むファイルを開く機能
- 補完 - 予約語の先頭数文字を入力すると残りの文字を補ったり候補を表示する機能
- チップヘルプ - 予約語にカーソルを合わせると簡単な使い方が表示される機能
- プロジェクト管理 - ファイルを登録して管理する機能
- バージョン管理 - ファイルの世代管理機能
良いエディタを使えば効率良くコードを書くことができ、ロジックを考えたりデザインやサービスのアイデアを練る時間を作ることが出来ます。「良い」といっても自分が使いやすいかどうかが一番の基準です。フリーのものでも優れたエディタがたくさんありますので、かたっぱしから試して使いやすいエディタを見つけてください。
ブラウザ
PHP スクリプトの実行にクライアント環境が影響することはありませんが、最終的にブラウザに出力することを考えるとクライアント環境を無視することは出来ません。IE以外のブラウザも入手して、複数のブラウザでユーザインターフェースを確認しましょう。
ブラウザの拡張プラグインの中には、HTMLチェックややDOMの値を確認出来るのもがあります。クライアント側のデバッグに便利です。
ウェブサーバ
PHP を利用するには、ウェブサーバ と PHP をインストールしたコンピュータが無くては始まりません。今お使いのレンタルサーバでPHPが利用可能ならそれを使うのもひとつの方法ですが、テストもしてないスクリプトを走らせるのも怖い話です。誤って他の利用者に迷惑をかけないとも限りません。
PHP をはじめ、世界一有名なウェブサーバ Apache や、データベースサーバ MySQL など無償で入手できる Windows用のサーバプログラムがありますので、これらを自分のパソコンにインストールすれば、自由に使える自分専用の開発環境がつくれます。
幸いなことに、これらサーバプログラムをワンパッケージにまとめたソフトがこれまた無償で配布されています。はじめはこれらを利用すると良いと思います。
個々にバージョンの違うプログラムを使いたいとか、レンタルサーバの環境に合わせたいとか、パッケージソフトでは満足できない状況がきっと訪れます。その時は、マニュアルを読んだりうちのドキュメントも参考にしていただきながら個々にプログラムをインストールして、自分だけの開発環境を構築してみてください。
