PHP4環境の起動と終了
Apache(PHP)の起動はスタートメニューをたどっていきます。MySQL は DOS窓から netコマンドを打ち込んで起動します。別にこのままでもかまいませんが勉強用だけに出来るだけコードを書くことに集中したいものです。一連の起動と終了の操作をワンクリックで済むようバッチファイルをつりましょう。
バッチファイルは、一連のコマンドライン入力をあらかじめまとめて書いておいて一括して実行できるスクリプトみたいな物です。バッチファイルが何者かわからなくてもかまいせん。習うより慣れろで、とりあえずやってみましょう。
起動用バッチファイルを作る
エディタで以下のテキストを入力し、「startServer.bat」など任意の名前でデスクトップなどアクセスしやすいところに保存します。
バッチファイルの拡張子は必ず「 .bat 」にします。
net start mysql c: cd \usr\local\Apache Apache -k start
起動用バッチファイルのアイコンをダブルクリックすると先ほど書いた内容を順番に実行します。DOS窓が開き以下のように表示されるはずです。この状態で Apache(PHP)と MySQL が起動しています。
C:\>net start mysql MySql サービスを開始します. MySql サービスは正常に開始されました。 C:\>c: C:\>cd \usr\local\Apache C:\usr\local\Apache>Apache -k start Apache/1.3.33 (Win32) PHP/4.4.3 running...
このDOS窓を[×]などで閉じてしまうと Apache(PHP)は終了しますが MySQL は起動したままになります。ひとまずDOS窓は開いたままおいといて、終了用バッチファイルをつくりましょう。
終了用バッチファイルを作る
エディタで以下のテキストを入力し、「stopServer.bat」など任意の名前で起動用バッチファイルと同じところに保存します。
c: cd \usr\local\Apache Apache -k shutdown net stop mysql
終了用バッチファイルのアイコンをダブルクリックしてみてください。新しい DOS窓が開きしばらくすると起動用バッチファイルで開いたDOS窓と一緒に2つ共DOS窓が閉じます。これで Apache(PHP)と MySQL が終了しました。
これで各サーバプログラムの起動と終了をワンクリックでおこなえるようになりました。
ショートカットを作る
アプリケーションや初期設定ファイルなどのショートカットをアクセスしやすいデスクトップなどに作っておきましょう。
- エディタ
- FTPクライアント
- ブラウザ
- マニュアル
- http://localhost/
- DocumentRoot
- php.ini
- httpd.conf
ウィンドウがたくさん開いていると、デスクトップに置いたショートカットが見ず、いちいちデスクトップを表示しなければならないので面倒です。私の場合タスクバーのクイック起動の中にショートカットを置いています。デスクトップの状態に関係なくスタートメニューよりも少ない工程数でアクセスできるので便利です。
以上で「PHP4の開発環境を作る」は終了です。
2007年7月13日。PHP本家より PHP4開発終了が発表されました。2008年8月以降、PHP4がアップデートされることはありません。この記事を書いていたころ現役だった MySQL3 は今では入手できませんし、Apache1.3系もバイナリーファイルは配布されていません。
すべてが新しい物に世代交代し PHP5 においても利用可能なレンタルサーバがボチボチ出てきています。今年2008年は PHP5へ切り替え時だと感じています。これから PHP入門 という方は、PHP5からスタートされるといいと思います。
Apache2.0 + PHP5 + MySQL4.1 の組み合わせであらためて PHP5 の開発環境作りをやってみたいと思います。
